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福井県吉田郡に位置する曹洞宗の大本山・永平寺は、1244年(寛元2年)に道元禅師によって開創された禅の道場です。境内には七堂伽藍をはじめ重要文化財指定の建物19棟が山中に点在し、現在も多くの雲水(修行僧)が厳しい禅修行に励んでいます。「只管打坐(しかんたざ)」を根本とする曹洞宗の精神が今に息づく聖地として、国内外から参拝者が絶えません。
寺院情報
- 宗派
- 曹洞宗
- 本尊
- 釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来(三世仏)
- 創建
- 1244年(寛元2年)
歴史・由来
1244年(寛元2年)、中国で禅を学んで帰国した道元禅師が越前(現在の福井県)の深山に開いた修行道場が永平寺の始まりです。「永平」とは中国に仏法が伝わった後漢・永平年間に由来するとされます。二世・懐奘禅師が受け継ぎ、以来約780年にわたり曹洞宗の修行の中心として法灯を伝え続けています。
見どころ
七堂伽藍の中核をなす仏殿・法堂・僧堂・山門・大庫院・浴室・東司(トイレ)は修行生活の場そのもの。山門(1749年建立)は現存最古の建物で、欄間の彫刻が見事です。傘松閣(1930年)の天井を飾る230枚の花鳥・風景図も必見。深い山中に広がる荘厳な伽藍は四季折々の美しさを見せ、秋の紅葉や冬の雪景色が訪れる人を魅了します。
参拝・訪問ガイド
えちぜん鉄道「永平寺口駅」から京福バスで約10分の「永平寺」バス停下車。拝観受付は8:30〜16:30(行持の都合により変更あり)。拝観料は2024年に改定されているため公式サイトで事前確認を推奨します。境内は坂道や階段が多いため歩きやすい靴が必須。撮影制限区域があるので案内に従ってください。
おすすめ時期
冬の雪景色が幽玄な美を醸し出し特におすすめです。秋(10〜11月)の紅葉期も境内が色づき、禅の静けさとの対比が印象的です。
年中行事
- 9
報恩会式(高祖大師御征忌)
道元禅師の忌日(9月29日)に行われる最重要法要。曹洞宗開祖への報恩を込めて僧侶・参拝者が集います。
- 2
眼蔵会(げんぞうえ)
道元禅師の主著『正法眼蔵』を読誦・講義する修行法要。禅の教えを深める場として年初に行われます。
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