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Japan Sacred Spots

高野山 奥之院

和歌山県伊都郡高野町高野山550地図を見る

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弘法大師空海が入定したとされる聖地で、高野山真言宗の信仰の中心。一の橋から御廟まで約2kmの参道には20万基以上の墓碑・供養塔が立ち並び、戦国大名の多くがここに墓所を構える。燈籠堂では昼夜を問わず無数の燈籠が灯され続け、千年以上絶えることなく続く聖火と深い静寂の中で、日本有数のパワースポットとして多くの参拝者を惹きつける。

寺院情報

宗派
高野山真言宗の聖地(宗派の根本道場)
本尊
弘法大師空海の御廟(灯籠堂奥に安置)。空海は「入定」の状態で今もなお衆生救済の祈りを続けるとされる
創建
弘仁7年(816年)に弘法大師空海が嵯峨天皇より高野山を下賜され開山(伝承)。奥之院は空海が承和2年(835年)に入定した地

歴史・由来

弘仁7年(816年)、弘法大師空海が嵯峨天皇から高野山を下賜され真言密教の根本道場として開山(伝承)。承和2年(835年)、空海は奥之院の御廟において入定(永遠の瞑想)に入り、今も生身のまま衆生の救済を続けるという信仰が根付いている。以来、空海を慕う人々が御廟の周囲に墓所を設けるようになり、皇族・公家・武将・庶民を問わず供養の地として発展。参道に並ぶ墓碑・供養塔は20万基以上に達するとされ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産に登録されている。

見どころ

一の橋から御廟まで約2kmの参道は樹齢数百年の杉の巨木が天を覆い、夏でも昼なお薄暗い厳粛な空気が満ちる。参道には織田信長・豊臣秀吉・武田信玄など戦国大名の墓所が数多く並び、歴史ロマンも感じられる。御廟橋を渡ると聖域に入り、灯籠堂では「消えずの火」が守られている。七不思議と呼ばれる「弥勒石」なども点在し、参拝自体が深い体験となる。

参拝・訪問ガイド

一の橋を正式入口として御廟まで片道約2km(徒歩約30〜40分)、中の橋からはその約半分の距離。御廟橋より先は写真撮影禁止。中の橋前に駐車場・バス停あり。所要時間:往復1.5〜2時間。高野山内は南海高野線「極楽橋駅」でケーブルカーに乗り換え「高野山駅」下車後、バスで「奥之院前」または「中の橋」停留所。

おすすめ時期

初夏(6月)の新緑と杉の緑が深まる季節は、境内の静寂感が増す。秋(10月)は杉の合間に差し込む光が美しい。正月・お盆の時期は高野山全体の法要が集中し、奥之院も特別な雰囲気になる。冬は雪に包まれた幽玄な景観が見られる。

年中行事

  • 3月

    彼岸会

    春の彼岸に行われる先祖供養の法要。20万基以上の墓碑が並ぶ奥之院での読経は格別の雰囲気

  • 8月

    萬燈供養会

    8月13日、御廟の前に無数の燈籠が灯され、先祖の霊を供養する高野山最大の行事のひとつ